プレゼンテーションプログラムのインストールは実に簡単で、 setup.exeをダウンロード/実行し、 指示に従ってOKボタンを押していけばインストールは完了する。 インストールが正常に終了すると、スタートメニューに「BlueRibbon」が追加されるほか、 「*.prt」という拡張子にプレゼンテーションプログラムが関連付けられる。 本プログラムには、プレゼンテーションの簡単なサンプルがいくつか付属しており、 それらをスタートメニューから起動して見ることができる。 例えば以下のようにする。
- 「スタートメニュー」 → 「BlueRibbon」 → 「Sample1」
自分で製作したプレゼンを起動するためには、 プレゼンテーションの書き方にある プレゼンテーションファイルの拡張子をprtとし、 そのファイルをダブルクリックすることでプレゼンテーションが開始される。
プログラム起動後は、キーボードによるプレゼンテーションを操作する。 以下にキー操作表を示す。
キー | 操作結果 |
PgUp | 前のページに戻る。 |
PgDown | 次のページに移る。 |
↓ | 特殊効果を次に進める。 |
↑ | 特殊効果を前に戻す。 |
F1 | コンテナ枠表示機能のON/OFF。 |
F5 | 再読込みを行う。 |
ESC | 終了する。 |
a/s/z/x/c/v/d | 画面を回転させる。 |
プレゼンテーションの記述に何らかの不備があると、 プレゼンテーションプログラムは何も言わずに処理を終了する。 ここでいう記述の不備とは、以下のようなもののことである。
- XMLの構文が間違っている。
- 指定したリソースが存在しない。
- 不正な属性値を指定した。
これらの予定外の記述が行われて場合、本来はエラー情報を出力してプログラムを中断させたいが、 現在の開発状況ではそこまで至っていないのが現状である。 従って、プレゼンテーションの書き方として全てを一気に書いてしまう方法は得策ではない。 なぜならどこの記述が間違っているかが把握できなくなるからである。 プレゼンテーション製作者は、まずは一番簡単で正常な状態からプログラムを起動させ、 キーF5による再読み込みを利用し、 正常にプレゼンテーションが書かれているかを確認しながら プレゼンテーションを書いていくという方法を採るべきである。 エラー処理をどのように行うかは、今後の課題である。