現実的な低スペックマシン環境 *
低スペックマシンでも MINIMUM の要件さえ満たせば、十分に快適なゲームを楽しめます。
MOD の導入も可能で PS3 や XBox 版では不可能な快適プレイスタイルを実現できます。
自環境の確認用サイトでの判定は以下の通りです。
MINIMUM は上回り、RECOMMENDED をかなり下回っていますが、それでも快適プレイは可能です。設定は自動検出の Medium です。
一番のネックになっているのは GPU のようです。使っている GPU は以下のものです。
GPU の性能的な位置付けは、
を参照してください。それほど高い位置にはありませんが、これでも MINIMUM の条件を満たしており、十分に遊べます。
高いマシンスペックによってマニアの方々がどういった遊び方をしているのかについては、
を参照してください。
こういった遊び方をしないのであれば、MINIMUM の要件を満たせばそれで十分です。
低スペックマシンでの遊び方の工夫 *
解像度の抑止とフルスクリーンの徹底 *
ゲームの解像度を最小限(僕の環境では 1176x664 が最小)に抑えることで表示の応答性(60 FPS)を確保しています。
自環境では、解像度を最大(1920x1080 のフル HD 表示)にすると応答性が確保できず 30 ~ 50 FPS 程度に落ちて表示がカクつきます。それでも遊ぶのにそれほど支障はありません。実際、初回プレイ時は特に気にしていなかったため、その状態でクリアしました。しかし、設定を工夫することで 60 FPS を実現できるととても遊びやすくなります。
ゲームの解像度を多少下げてもフルスクリーン表示で遊ぶ分にはこの程度の解像度の違いは気にならないでしょう。
マシン以外の場所での工夫 *
マシンよりも遊ぶ環境を工夫しています。それはゲームを表示するスクリーンです。
僕の場合は、自宅にある
- 37 型テレビ(REGZA-Z9000)
へ出力することで、コンシューマー機と同じ感覚で遊んでいます。
マシン⇒テレビへ直接 HDMI 出力が可能な環境を持っています。そうでなくても各種端子変換ケーブルを購入するだけで接続は可能になるでしょう。
既に大型テレビをお持ちの方は、ゲームをする際、テレビにつなぎフルスクリーンで遊ぶという工夫も1つの方法です。
CTD 対策 *
CTD とは? *
CTD とは Crash To Desktop の略です。 フルスクリーン表示が解除され、勝手にデスクトップに戻ってしまう現象のことです。
以下の2パターンがあります。
- フルスクリーン表示が解除されるだけ。ゲームは中断状態(現状況から再開可能)。
- フルスクリーン表示が解除されるだけではなく、ゲームが強制終了(再開不可能、ロードしてやり直し)。
有力な CTD 対策の1つに「ウィンドウ表示を擬似フルスクリーンを実現する各種方法」があります。しかし、性能が要求され応答性が犠牲になります。
低スペックマシン利用ユーザは応答性の確保のため、何よりもフルスクリーン表示が優先されます。
そのためには CTD 対策を事前に知っておく必要があります。
ゲームへの戻り方 *
CTD が発生した場合、ゲームに戻る方法を知っておく必要があります。
ゲーム画面に戻る場合は、Alt + Tab キーでアプリケーションをゲームに切り替えて戻ります。
ただし、どういうわけか一度の操作では正常にゲームに戻れないため、操作を2回繰り返します。
- Alt + Tab で Skyrim アプリケーションを選択する。
- 枠付の真っ黒なウィンドウが表示される。
- 再度、Alt + Tab でSkyrim アプリケーションを選択する。
- フルスクリーン表示のゲームに戻れる。
- 表示までにタイムラグがあり、画面が真っ暗なままゲームが進行してしまう。
- 戦闘中などに CTD が発生した場合は、切り替え直後にメニュー表示操作を行い一時的にゲーム進行を止める。
具体的な対策 *
以下のページが参考になります。
以上のページには負荷の話が書いてありますが、そもそも低スペックマシン利用ユーザが高負荷を掛けるような MOD の導入はご法度です。
また、個人的な経験則ですが、マシン環境自体に内在する原因の排除も重要と考えます。
ゲームからフォーカスを奪う要因を排除するために、以下のような対策を重点的に行うと CTD が減ります。
- 各種ウイルスチェック・対策を実施する(マルウェアの中にはフォーカスを奪うものが存在するため対処する)。
- 不要なバックグラウンドサービスを見直し、不要な機能をオフにする。
- タスクバーのアイコンと通知の設定の見直し、不要なものについては「アイコンと通知を非表示」に設定する。
さらに低スペックなマシン環境 *
以下のノート PC でも現実的なレベルでゲームが可能でした。
もちろん MOD を導入して遊ぶこともできます。
確認用サイトでの判定は以下の通りです。
MINIMUM を下回っていますが現実的なプレイが可能です。設定は自動検出の Low です。
この場合も MINIMUM を下回る大きな要因は、GPU のメモリが不足している点です。搭載されている GPU は以下のものです。
- Intel HD Graphics 3000(ノート PC なのでモバイル版)
MINIMUM 要件と比較すると GPU のメモリがかなり不足しています。
MINIMUN の要件 | 512 MB |
---|---|
実際の GPU のメモリ | 64 MB |
ディスプレイの設定を最小の 800x600 に落とし、フルスクリーン表示で遊びました。
FPS は平均して戦闘時でも 30 程度を維持できます。ホワイトラン防衛戦*1でも問題なく遊べました。
60 FPS に慣れてしまうと 30 FPS に満足できないというのはあるにはあります。